日南でサンゴ新種発見、「センマイチヂミウミアザミ」命名 宮崎大など

日南市南郷町の大島周辺海域で発見された「センマイチヂミウミアザミ」(古井戸樹研究員提供)

 宮崎大(宮崎市)などの研究グループは26日、日南市南郷町の大島周辺海域でサンゴの新種を発見したと発表した。小さい板状の骨片を持つ「チヂミウミアザミ属」の一種で、一つの群体の大きさは約5センチ。骨片の表面がウシの第3胃「センマイ」に似ており、本県が宮崎牛の産地であることから「センマイチヂミウミアザミ」と命名した。

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