名門クルゼイロが2024新アウェイユニフォームを発表!「世界遺産」に触発の美しき装飾デザイン

ブラジル1部セリエAのクルゼイロとキットサプライヤーのadidasは26日、2024シーズンの新アウェイユニフォームを発表した。

このデザインは、クラブのホームタウンに存在する世界遺産の教会にインスピレーションを得ている。

Cruzeiro 2024 adidas Away

クルゼイロ 2024 adidas アウェイ ユニフォーム

2024新アウェイユニフォームはホワイトを基調に、襟、袖口、脇部分の濃淡ブルーで構成するモザイク状の装飾が非常に印象に残るデザイン。

エンブレムの南十字星と右胸のメーカーロゴもブルーで彩り、ホワイトとブルーのコントラストが爽やかな仕上がりとなっている。

デザインは前述の通り、ホームタウンのベロオリゾンテに存在する「サン・フランシスコ・デ・アシス教会」に触発されたもの。この教会は2016年にユネスコの世界遺産に登録された「パンプーリャの近代建築群」を構成する建築物の一つだ。

ユニフォームの背後に見えるのが、そのサン・フランシスコ・デ・アシス教会。

一般的な教会とはだいぶ異なるシェル構造の外観が特徴的で、著名なブラジル人現代画家カンディド・ポルチナーリの手掛けたタイルの装飾壁画が、今回のユニフォームのデザインに影響を与えている。

教会の芸術的要素を組み込んだこのユニフォーム。基調色のホワイトは“教会の灯り”のイメージでもあり、遠征先であってもホームタウンの灯りがチームを照らすという意味を込めているようだ。

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ビジュアルに女子選手を多く起用したこのユニフォームは、女子チームが27日のリーグ戦で最初に着用。なお、試合は1-3でクルゼイロが敗れている。

2024新アウェイユニフォームは、クラブ公式オンラインストアとadidasブラジルのオンラインストア他で販売中。

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