巨人23歳は“フェンス際の魔術師” ドンピシャ美技に場内興奮「マジでエグい」

ヤクルト戦で好守を披露した巨人・萩尾匡也【写真:矢口亨】

巨人の2年目、萩尾がヤクルト戦でスーパーキャッチ

■ヤクルト 4ー3 巨人(30日・東京ドーム)

巨人・萩尾匡也外野手が30日、東京ドームで行われたヤクルト戦に「6番・中堅」で出場。6回にフェンス際でチームを救うスーパープレーを披露し、ファンを「マジでエグい」と驚かせた。

3-2の6回無死一塁、ヤクルトのサンタナが放った大飛球に対し、萩尾は素早くバックし、フェンスにピタリ。ドンピシャのタイミングでジャンプすると最高到達点でキャッチした。

23歳は捕球するや、体勢を崩しながらもすぐに一塁へ送球。抜けると思っていた一塁走者の村上も慌てて帰塁。ダブルプレーとはならなかったが、長打かと思われた打球をもぎとってアウトに。東京ドームは歓声とどよめきが交錯。結局、この回は0点で凌いだ。

萩尾は慶大4年時に東京六大学秋季リーグで、戦後16人目の3冠王に輝いた。2022年ドラフト2位で巨人入りし、1年目の昨季は1軍では11試合出場、打率.063(16打数1安打)にとどまったが、イースタン・リーグでは打率.283、7本塁打の好成績を残していた。

打撃での期待は大きいが、この日は守備で存在感を発揮。DAZNが公式X(旧ツイッター)に「ジャンプ一番!」「背走から振り向きざまのジャンプもパーフェクト」と動画を投稿。ファンからは「マジでエグい」「すごすぎる」「テンションぶち上げ」「クールだけど守備もうまい」と興奮気味のコメントが相次いでいた。(Full-Count編集部)

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