県内外のものづくり作家らが集う芸術イベント「土澤アートクラフトフェア」（実行委主催）は、4、5の両日に花巻市東和町の土沢商店街と萬鉄五郎記念美術館前で開催される。美術や工芸、飲食など地元店舗も含め約370店が参加を予定し、大型連休の東和に活気を呼び込む。
美術空間を創造する「街かど美術館アート＠つちざわ〈土澤〉」の関連企画として2008年に始まり、近年は春と秋に開催。24回目の今回は木工や衣類、陶芸、布小物、皮革製品、アクセサリー、染め物など各作家こだわりの多彩な商品が並ぶほか、JR釜石線土沢駅前と市役所東和総合支所前のフードコートなどでは飲食品を販売し、各地のグルメが味わえる。同駅では東和中学校の生徒によるデザイン画や工芸、立体などの作品を展示する。
時間は午前9時30分から午後4時まで。駐車場台数は1070台。協力金100円で、同駅と「カブト虫ふれあい童夢」付近の臨時駐車場を結ぶシャトルバスも随時運行する。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことで出店申し込みが500件を上回るほど増加しており、実行委では「さまざまなジャンルの作品が並ぶ。駐車場には限りがあるので、公共交通機関の利用をお願いしたい」と呼び掛けている。
問い合わせは、同町土沢の雑貨店「クラフトアートいちびっと」内の実行委＝0198（42）2632＝へ。
