長野県北安曇郡小谷村にあるホステル「UNPLAN Village Hakuba」の中に、個室サウナ「private sauna DIVE」が2024年4月にオープンしました。場所は、栂池ゴンドラリフト「イヴ」の山麓駅乗り場から徒歩約5分ほど(中央駐車場の向かい)なので、栂池高原スキー場に行ったことがある方ならピンと来る辺りかと思います。
「UNPLAN Village Hakuba」は、元々こちらにあった宿をリノベーションし、2019年からホステルとして営業しています。このホステルに、宿泊者ではなくても誰でも利用できる個室サウナが誕生しました。日本全国のサウナ巡りをしつつ、毎日のように近所のサウナに通う筆者が「private sauna DIVE」を体験してきました。
■チェックイン
「UNPLAN Village Hakuba」正面の入り口から入り、階段を上がるとカフェがあります。カフェはコワーキングスペースとして営業しているそう。カフェの奥で受付をして、サービスのドリンクとロウリュに使うアロマを選びます。今回はリンゴンベリーをセレクト。
サウナは、3名まで利用できる「Sauna A」と、2名までの「Sauna B」があり、今回は「Sauna A」を予約しました。着替えはパウダールームを利用することもできます。なお、1人での利用の場合に限り、水着を着用しなくてもOKとのことです。
パウダールームには、クレンジング、洗顔フォーム、化粧水、乳液など必要なアメニティが一通り揃います。シャワーブースのシャンプー、コンディショナー、ボディソープも統一して「MARKS&WEB」のものが置いてありました。
■しっかり集中できるサウナ
「Sauna A」の中は、グレーが基調のスッキリとしたモダンな空間。サウナ室、水風呂、シャワー、休憩スペースがコンパクトに並んでいます。Bluetoothスピーカーに携帯を繋げ、好きな音楽を部屋全体に流すことができました。
サウナ室内は2段のベンチがあり、端にサウナストーブがあるレイアウト。3名でも広々と座れそうです。
サウナの大きさに比べるとストーブが大きくて立派です。ロウリュをしても全くへこたれないパワフルなストーブが特徴的でした。サウナ室の設定温度は90℃でしたが、中の温度計は100℃を超えていて、ロウリュは柄杓一杯で充分アツアツになりました。リンゴンベリーのアロマはフレッシュでほんのり甘い香り。スパイシー過ぎず、女性受けも良さそうです。サウナには小窓があるので窮屈な印象がなく、落ち着いた内装のためか没入感があり目を瞑りたくなります。
リラックス系のBGMを選択すればより集中でき、瞑想にも良さそう。友人や恋人、家族と一緒にワイワイも良いですが、時には1人利用でがっつり没入するのもオススメかも知れません。
■アルプスの雪解け水を堪能できる水風呂から休憩へ
水風呂は、バスタブがあるので自分で水を溜めるしくみ。凄く寒い時期はお湯を溜めるのも良いでしょう。今回は冷たい水を溜めました。水温は優しめだけど肌当たりが柔らかくてとっても心地良い。美味しいアルプスの雪解け水は飲んでももちろん問題ありません。キレイな水に浸かると、皮膚の引き締まり方に差があるように感じます。
まろやかながらシャキッとする水風呂の後は、体を拭いてととのいチェアへ。コンパクトなので5歩でととのえます。休憩スペースではエアコンの風を感じることができるので、好みの風量と音楽でしっかりリラックス出来ます。
「Sauna A」の貸切時間は2時間とたっぷりあるので、最後の方は音楽を変えてみました。リラックス系からノリノリのEDMへ。音楽が変わるだけで気分が激変。やる気スイッチを入れるサウナ入浴も楽しいかも知れないですね。
■マネージャーの板谷さんよりメッセージ
最後に「UNPLAN Village Hakuba」マネージャーの板谷さんにお話を伺いました。
「白馬に遊びに来た方や、地元の方など誰でも気軽に使ってほしいです。サウナは天候にも左右されないので、スキーや登山などのアクティビティと同じように楽しんもらえたらと思っています。」とのことです。コワーキングスペースも併設されているので、サクッとサウナに入り、リフレッシュしたら仕事に集中する、なんていう使い方も素敵ですね。
●「private sauna DIVE」
住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙12840−1 UNPLAN Village Hakuba内
電話:0261-85-4845
営業時間:11時~19時
定休日:水曜日、木曜日
サウナ料金:「Sauna A」(最大3名まで)1名 税込3000円~(2時間制)
「Sauna B」(最大2名まで)1名 税込2500円~(90分制)