移住体験施設 入居者がキャンドルショップ開店 群馬・渋川市

渋川市が伊香保の温泉街に設置した長期滞在型移住体験施設の入居者が決まり、ハンドメイドのキャンドルなどを販売する店舗としてオープンしました。

旅館が立ち並ぶ伊香保温泉街にオープンしたキャンドルショップ「ヒトゴト」です。この長期滞在型移住体験施設は、移住定住の促進と空き家の利活用を同時に進めようと、渋川市が北群馬信用金庫と連携し設置したものです。「信金中央金庫」のふるさと応援事業の寄付金を活用し、渋川市が空き家を借り上げ改修しました。

この施設への入居が決まったのは、3年前から独学でキャンドルづくりを始めたという萩原奈々さんです。萩原さんは4月1日に神奈川県から移住し4月26日に念願の店舗をオープンしました。

店内には、約100点のキャンドルやアクセサリーが並んでいます。「繕い」と名付けられたキャンドルは、外側と内側で素材の異なるロウが使われています。

萩原さんは、この店舗を拠点に温泉地の魅力をSNSで発信していくほか、市のホームページを活用してイベント情報なども発信して行くということです。

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