ほたるスパークリング・白、フランスコンクールで「最高賞」

審査員特別賞を受賞した岩手くずまきワインの「ほたるスパークリング・白」

 岩手県葛巻町の岩手くずまきワイン(社長・鈴木重男町長)が製造販売する「ほたるスパークリング・白」がフランスのワインコンクールで審査員特別賞を受賞した。金賞を獲得した商品の中で、評価の高い銘柄に贈られる「最高賞」。女性のみが審査する世界でも珍しい審査会で「非常に好ましい品質」と認められた。

 看板商品の白ワイン「ほたる」をベースに2009年に製造を始めた品。ナイアガラを使い、細やかな炭酸やフルーティーな味わいが特長だ。やや甘口で多様な料理に合う。

 審査会は4月8、9の両日にフランスで開かれた「フェミナリーズ世界ワインコンクール2024」。日本の368品を含む世界9カ国から3510品が出品された。

 750ミリリットルで2310円。アルコール度数9%。直売店の森の館ウッディなどで取り扱っている。問い合わせは同社(0195.66.3111)へ。

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