高校の部活動中に打撃ケージの下敷きになり女子部員が意識不明になっている事故 女子硬式野球部の監督を業務上過失傷害の疑いで書類送検 札幌市

去年5月、札幌で野球の部活動中に女子高校生が打撃ケージの下敷きになり、重体となっている事故で、警察は、8日までに女子野球部の監督の女性を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。

この事故は去年5月、札幌市豊平区のグラウンドで、札幌新陽高校の女子硬式野球部の部員が運んでいたバッティングケージの下敷きになり、意識不明の重体となっているものです。

当時は、初めて使用する学外のグランウンドで、練習の準備のため女子部員ら5人で、重さ500キロを超えるケージを運んでいました。

警察は、女子野球部の監督の女性を、部員らの近くにいながら安全対策を怠ったとして、業務上過失傷害の疑いできのう、書類送検しました。

女子部員の容体は、現在も変わらないままということです。

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