eスポーツの大会を通じて従業員同士の交流を深めようと、成田空港で5月8日、業種の垣根を超えた若手従業員による企画検討委員会が開かれました。
8日の検討委員会には、航空会社や地上業務、それに保安検査などに携わる、20代から30代の若手従業員が参加し、6月6日に開催される大会の開催目的などを共有したほか、チームごとに分かれて、実際にeスポーツを体験しました。
インバウンドや空港機能の拡張により、成田空港では将来、ほぼ倍の7万人の従業員が必要とされている一方で、離職者が相次いでいて、成田空港会社は2023年11月から、従業員の交流を目的にeスポーツ大会の実証実験を行っていました。
大会を主催した成田空港会社は、「議論を通じて他社の従業員との活発な交流が大会当日に生まれることを期待したい」としています。
成田空港会社 経営企画部 宮下祥アシスタントマネージャー
「あの場で楽しんでいる人たちの笑顔はいま空港では見る機会がない」「仕事で見せられない笑顔とか自分の表現とかが同世代や他の企業との交流の中から出せる」「自分みたいなものを定期的に出すことができれば空港運営自体にも非常に意義がある」