凶器用意、男性襲撃狙う 強盗予備容疑で大学生ら3人逮捕 茨城県警 

茨城県警察本部=水戸市笠原町

ハンマーや結束バンドを用意して茨城県の鹿行地域の男性から金品を強奪しようとしたとして、県警は8日までに、強盗予備の疑いで、20代の会社員と大学生の男3人を逮捕した。県警は3人の認否を明らかにしていない。

逮捕されたのは、東京都江東区、会社員の男(22)と茨城県神栖市、会社員の男(29)、同県土浦市の大学生(24)。

3人の逮捕容疑は5日午後5時ごろ、神栖市内の駐車場で、車両内にハンマーや結束バンドなどを用意し、鹿行地域の40代男性から金品を奪おうとした疑い。

県警捜査1課によると、男性が同日、神栖署に「不審な車が止まっている」などと通報。同署員が車内にいた会社員の男2人に職務質問したところ、男性を襲い金品を奪う計画が明らかになったという。

3人に面識はないとみられ、県警は交流サイト(SNS)などを契機に他人同士が犯行に及ぼうとした可能性も視野に調べている。

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