茨城町特産物ずらり 県信組 水戸駅でマルシェ

オープニングプロモーションで茨城町産のメロンを試食する関係者たち=水戸市宮町

茨城県茨城町の魅力をPRするマルシェ「けんしんエキナカマルシェ×茨城町」が8日、水戸市宮町のJR水戸駅改札前で始まった。県信用組合とJR水戸支社、自治体の3者が連携した地域活性化事業で、今回は旬を迎えたメロンやシジミなど同町内産の特産物が並ぶ。この日は、買い物客でにぎわった。

けんしんエキナカマルシェは昨年から始まり、今回で3回目。県信用組合が主催。本年度からは茨城町を皮切りに計6回、自治体と協力し開催する。

冒頭、県信組の渡辺武理事長は「同町の良さを伝えられ大変うれしい」とあいさつ。小川一路JR水戸支社長は「いい物を知ってもらえる機会。情報を発信したい」と述べた。小林宣夫町長は「地方はさまざまな課題がある。初回メンバーに加えてもらい、ありがたい」と感謝した。

マルシェは今回、6社が参加。町の農産物や特産品を販売する。シジミ問屋「畠井商店」の畠井正晃専務(38)は「お客さまの声を直接聞ける機会で新鮮」と話した。シジミを購入した水戸市、自営業、田村貴之さん(38)は「茨城町は近くても行く機会がなかなかない。家族でおいしくいただきたい」と喜んだ。

11日まで。時間は午前11時~午後7時(11日は午後6時)。

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