今後のまちづくりの道筋は…輪島市で復興計画検討委員会が初会合

地震で大きな被害を受けた輪島市の復興計画を検討する委員会の初会合がきょう、開かれ、市民を交えた議論がスタートしました。

復興への道筋を議論する重要な会議。

輪島市で開かれたきょうの初会合には市内の各種団体をはじめ、復興に関わる専門家や行政担当者などおよそ30人が集まりました。

坂口市長:

「今後、輪島市が震災前よりもっと魅力的で未来に希望が持てる、将来も安心して暮らせる、そんな輪島市を再生する」

輪島市では被災者の生活再建や生業の再興、新たなまちへの再生といった3つの柱を目標とした復興計画を検討していてきょうの初会合では復興のあるべき姿について委員らが議論を交わしました。

また、復興計画の策定にあたって市ではより多くの市民の意見を取り入れたいとして検討委員会のメンバーには公募で選ばれた市民も参加しました。

公募市民・森郁子 委員:

「子どもの未来と自分も住み続けるために何が必要か率直に周りの意見聞きながら出したいなと思って住んでいる。一市民としての意見を出したい」

検討委員会では来年3月に復興計画案をとりまとめ輪島市に提言する予定です。

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