小学校での“無資格授業”うけ保護者説明会 2日間は無資格であること知りながらサポートの教員をつけ授業 北海道小樽市

北海道小樽市の市立小学校で、小学校の教員免許を持たない男性が無免許で授業を行っていた問題で、9日、学校は保護者説明会を開きました。

小樽市立潮見台小学校では、4月8日からの1週間、中学校の教員免許しか持たない20代の男性が、小学校の臨時免許が発行される前に当時の校長から依頼され、無資格・無報酬で授業を行いました。
学校によりますと、1週間のうち2日間は無資格であることを知りながら、サポートの教員をつけ担任を続けさせていたということです。
無資格であることを知らず男性に1人で任せた6時間分の授業は、無効となります。

9日の保護者説明会には、およそ30人が集まりました。

参加した保護者
「今後もっともっとこの小学校が活性していってくれればいいんじゃないか、今回はこういう事件がありましたけど」

いまの校長は、「2日間のために担任を変えると生徒が混乱すると思った、当該の先生の責任ではない」と話しました。

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