野菜レシピ集を配布 専門家ら開発、12種類 茨城・龍ケ崎市

地元産野菜の食べ方を提案したレシピ集=龍ケ崎市役所

地元産の野菜を毎日の献立に役立ててもらうため、茨城県龍ケ崎市はレシピ集を無料配布し、おいしい食べ方を提案している。特産のトマトやカボチャなどを使った彩り豊かな料理が紹介されている。

タイトルは「龍ケ崎産新鮮野菜を美味(おい)しく食べるレシピ集」。2019年、21年に続く第3弾で、A5判16ページ。1000部印刷し、市役所や「たつのこ産直市場」などで配布中だ。

メニューはトマトを使った「イタリアンすき焼き」や「カボチャのアーモンド揚げ」など12種類。ともに同市食と農のアンバサダーを務める料理研究家の三好沙織さん(同県美浦村出身)と、最年少野菜ソムリエプロで、いばらき大使の緒方湊さんが開発した。

市内の小学生と保護者が考案し、市教委などが主催したメニュー開発コンテストでグランプリを獲得したレシピも加わる。市のブランド農産物「龍ケ崎トマト」「特別栽培米コシヒカリ」を紹介するページもある。

市農業政策課の担当者は「龍ケ崎産野菜の新しい魅力を知ってもらいたい」と話している。

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