フィリーズ延長戦を制し逆転勝ち 2日連続のサヨナラ負けは阻止

【フィリーズ5-4メッツ】延長10回タイブレーク@シティ・フィールド

日本時間5月14日、ナ・リーグ東地区首位のフィリーズは同地区メッツの本拠地、シティ・フィールドでの4連戦初戦を延長戦の末5対4で制した。昨日はマーリンズにサヨナラ負けをくらったが、10回表に勝ち越し、2日連続のサヨナラ負けは阻止した。

フィリーズ先発クリストファー・サンチェスは3回までに5安打3四球で3点を失うも、最終的に6回途中108球3失点と試合をつくる。しかし、メッツ先発ショーン・マナイアが6回100球6奪三振1失点の好投を披露し、試合は8回裏終了時に2対4とメッツリードの展開に。

しかし、9回表にメッツの守護神エドウィン・ディアスからブライソン・ストットが1点差に詰め寄る4号ソロを放つと、ヒットと四球で二死満塁とし、アレック・ボームが同点となる死球を受け、4対4となり試合は延長タイブレークに突入した。

10回表、無死1・3塁で再びストットが勝ち越しとなる犠牲フライを放ち、フィリーズがこの試合初めてリードすると、10回裏はホセ・アルバラードが3人で締め今季8セーブ目をマークし、フィリーズが逆転勝ちを収めた。一方のメッツは、2試合連続のサヨナラ勝ちとはならず、勝ち切ることができなかった。

この試合ストットは要所での活躍が目立ち、2安打2打点。フィリーズ投手陣は、8回以降メッツ打線を無安打に抑え、9回裏を投げたオライオン・カークリングが今季初勝利をマークした。

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