母の笑顔を見たくて 花巻空港などに大谷広告

母の日に合わせ、いわて花巻空港で限定公開されている大谷選手の広告

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(花巻東高出)が母親に感謝を伝える日本航空の広告が「母の日」の12日、花巻市内2カ所にお目見えし、観光客やファンの関心を集めている。

 同社と大谷選手はサポート契約を結んでおり、同市東宮野目のいわて花巻空港では1、2階の計3カ所のデジタルサイネージ(電子看板)で18日まで3パターンの広告を公開している。

 モニターは縦145センチ、横85センチほど。ヘルメットやユニホームを身に着けた写真には「今日、野球ができることを母に感謝します。」、バットを構える姿には「母の笑顔を見たくて頑張った野球少年は僕だけじゃない。」のメッセージがそれぞれ添えられている。

 カーネーションの画像には「5月12日。僕は、今日も野球をしています。たとえ、僕がカーネーションを抱え、空を飛んで会いに行っても、母は喜ばない。試合に、練習に行かなくていいの?そんな顔をするでしょう。だから、代わりに僕はホームランを打ちたい。空を超えて届くボールが、あの頃みたいに母を笑顔にしてくれる。そう願って。」とつづられている。

© 岩手日日新聞社