群馬・昭和村長選 告示 新人同士の三つどもえ戦へ

昭和村役場

任期満了に伴う群馬県昭和村長選は14日に告示され、新人3人が立候補し、三つ巴の選挙戦に突入しました。

昭和村長選に立候補したのは、いずれも無所属新人で、元村議会議長の髙橋幸一郎さん(70)、元村議会議員の林祐司さん(69)、元村議会議長の藤井富夫さん(73)の3人です。

髙橋さんは昭和村糸井の選挙事務所で第一声です。

「子育てしやすい村づくり」を目指すという髙橋さんは、小中学校の入学祝い金の支給などを公約に掲げています。

また、村が友好交流協定を結ぶ神奈川県横浜市と連携した農産物の販路拡大などを進め「産業が輝く村」をつくるとしています。

林さんは地元の生越地区で出陣式に臨みました。

村民との対話を重視した村づくりをと立候補した林さん。小中一貫教育を目指す新しい学校の建設地については、時間をかけて話し合いたいと慎重な姿勢を示しました。

このほか海外を含めた販路の拡大など農業振興にも力を入れていくと訴えました。

藤井さんは昭和村森下の選挙事務所前で第一声です。

藤井さんは、小中一貫教育を目指す新しい学校の建設予定地について、村民の意見を尊重した住民アンケートを実施するとしました。

また学童保育の無償化や生涯スポーツの推進など村民目線の村づくりを進めると訴えました。

また欠員1に伴う村議会議員補欠選挙も14日告示されました。

いずれも無所属新人で、澤田雅之さん(51)と堤宏康さん(56)の2人が立候補しました。

村長選と村議補選はいずれも14日から5日間の選挙戦に突入。投開票は5月19日です。

なお13日現在の選挙人名簿登録者数は5467人です。

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