日本版ライドシェア 千葉交通圏は10社が参入の意向

日本版ライドシェア 千葉交通圏は10社が参入の意向

 タクシー事業者の管理のもと、一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を乗せる日本版ライドシェアについて、「千葉交通圏」では10社のタクシー事業者が参入する意向を示していることがわかりました。

 ライドシェアは千葉市・四街道市をエリアとする「千葉交通圏」で5月以降の運行が認められていて、国は5月10日までタクシー事業者に対し、参入に関する意向調査を行っていました。

 国土交通省千葉運輸支局によりますと、調査の結果千葉交通圏ではタクシー事業者10社が参入する意向を示したということです。

 また今後はライドシェアを運行するための許可手続きなどに1か月程度時間がかかることなどから、千葉運輸支局の担当者は千葉交通圏のライドシェアの開始は6月以降を見込んでいるということです。

 一方南房総市や木更津市、鋸南町など、8つの市と町をエリアとする「南房交通圏」でもライドシェアが導入される見通しとなりました。

 運行が認められるのは車両の不足が見られた金曜日と土曜日の午後4時台から翌日の午前5時台で、台数は18台だということです。

 千葉運輸支局は5月17日まで該当する地域のタクシー事業者への意向調査を行っていて、南房交通圏についても6月以降の運行開始が見込まれています。

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