スバル、S耐投入の4ドアセダンの新型レース車両を公開。富士24時間で展示と参戦時期発表へ

 5月15日、スバルはENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONEに参戦する予定の新型車両を公開した。

 スバルとSTIは、2022年よりTeam SDA Engineeringとして開発車両がメインとなるST-Qクラスに参戦を開始。カーボンニュートラルフューエルを使用しながら、Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptを走らせてきた。

 2024年1月に行われた東京オートサロン2024では、新型車両の投入も予告し、スーパー耐久での活動の継続を発表していたが、今回ついにその新型車両がお披露目となった。

 新たに日の目を見た新型車両は、WRX S4がベースになっていると思われるが、現時点で車両名称は明らかにされていない。

 4ドアセダンがベースとなったこのマシン、エンジンにはレース用にチューンした水平対向ターボエンジンを搭載し、駆動方式は、スバルが磨き上げてきたシンメトリカルAWDを採用している。

 今回公開された新型車両は、5月25日から26日にかけて静岡県の富士スピードウェイで開催される第2戦富士SUPER TEC 24時間レースのイベント広場にて展示されるとのことで、車両名称やスペック、参戦時期等も発表される予定だ。

 スバルは新型車両公開の公式リリースにて、「今後もスバルは、新型車両でスーパー耐久シリーズに参戦を続けることで、自社の人財を育成し、バッテリーEVも含めた将来商品を視野に入れた技術開発にチャレンジしていきます」としている。

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