ブルージェイズ逆転サヨナラ負け 菊池5回途中1失点で防御率2.60

【ブルージェイズ2-3xオリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

日本時間5月16日、ブルージェイズは敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでオリオールズと対戦し、1点リードで最終回を迎えたものの、アドリー・ラッチマンに9号2ランを浴びて逆転サヨナラ負け。今季ワーストタイの借金4となった。オリオールズ5番手のダニー・クーロムが9回表の1イニングを無失点に抑え、今季初勝利(0敗)をマーク。ブルージェイズ6番手のジョーダン・ロマノはクローザーとしての役割を果たせず、逆転サヨナラ弾を浴びて今季初黒星(1勝)を喫した。

ジョーダン・ウエストバーグの7号先頭打者アーチで先制されたブルージェイズは、2回表一死1・2塁の同点機を生かせなかったものの、3回表二死1・3塁からボー・ビシェットの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。その後、追加点を奪えなかったものの、先発の菊池雄星のあと、4人のリリーバーをつなぎ、8回終了時点で2対1と1点のリードを死守していた。ところが、クローザーのロマノが9回表先頭のウエストバーグを内野安打で出塁させると、次打者ラッチマンに9号逆転2ランを被弾。2対3でサヨナラ負けとなった。

ブルージェイズ先発の菊池は先頭打者アーチを浴びたが、1回裏はアウト3つがすべて空振り三振。2回裏と3回裏は走者を出しながらも無失点に抑え、4回裏一死2・3塁のピンチも連続三振で切り抜けた。しかし、5回裏一死からラッチマンにヒットを許したところで降板。勝利投手の権利を手にすることはできず、7試合ぶりに6イニングを投げることもできなかった。5回途中まで88球を投げて被安打6(うち被本塁打1)、奪三振9、与四球1、失点1という投球内容で今季の防御率は2.60となっている。

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