保護されたユキヒョウ2頭が野生復帰 中国西蔵自治区

保護されたユキヒョウ2頭が野生復帰 中国西蔵自治区

13日、保護されていたユキヒョウ。(那曲=新華社記者/丁増尼達)

 【新華社那曲5月17日】中国西蔵自治区那曲(ナクチュ)市尼瑪(ニマ)県で13日、ユキヒョウ2頭が放された。2頭は4月24日未明に同県阿索郷曲参村の羊小屋に入り込み、通報を受けた地元の野生動物保護部門により保護された後、いずれも亜成体であることが判明していた。

 保護された際はおびえていたが、管理保護ステーションで19日間を過ごし、心身の状態が安定。同部門は人里離れた羌塘(チャンタン)国家級自然保護区の中心部で2頭を自然に返した。

保護されたユキヒョウ2頭が野生復帰 中国西蔵自治区

13日、ユキヒョウを運ぶニマ県の野生動物管理保護隊員。(那曲=新華社記者/丁増尼達)

保護されたユキヒョウ2頭が野生復帰 中国西蔵自治区

13日、羌塘国家級自然保護区でユキヒョウを車から降ろすニマ県の野生動物管理保護隊員。(那曲=新華社記者/丁増尼達)

保護されたユキヒョウ2頭が野生復帰 中国西蔵自治区

13日、自然に返された2頭のユキヒョウ。(那曲=新華社記者/姜帆)

© 新華社