アジフライ1万枚寄贈 長崎・松浦の子どもらに 水産品加工業者「食べて興味を」

友田市長(左)にアジフライの目録を贈る三陽の髙橋副社長=松浦市役所

 「アジフライの聖地」を宣言している松浦市にアジフライの製造拠点を置いている水産品加工業の三陽(本社福岡市、長谷幸一郎社長)は13日、市内の小中学校や幼稚園、保育園などにアジフライ1万枚を寄贈した。
 地域貢献活動の一環。子どもたちには入学・入園、進級のお祝いとして贈った。市社会福祉協議会を通じ、ひとり親家庭を支援するフードバンク活動や、市内の医療従事者にも届けられる。
 寄贈式は松浦市役所であり、三陽の髙橋利明副社長が友田吉泰市長に目録などを手渡した。
 髙橋副社長は「子どもの魚食離れが進む中で、アジフライを食べて興味を持ってもらいたい」と期待を込めた。
 友田市長は「医療関係者には3年前にも提供していただき、大変喜んでもらった」とお礼を述べた。

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