そもそも期限あったんだ!バカ売れした「東京駅開業100周年記念Suica」発売10年で失効日発表

「東京駅開業100周年記念Suica」イメージ

JR東日本は2024年5月16日、「東京駅開業100周年記念Suica」の取り扱いについて発表しました。2014年に発売した同Suicaが、今年12月に10年を迎えるとし、長期間利用していない(未使用)Suicaが失効することを注意喚起するもの。この発表に注目が集まっています。

「東京駅開業100周年記念Suica」は、2014年12月20日に東京駅にて枚数限定で発売。当時購入希望者が殺到したことから、2015年1月から2月にかけて郵送による予約受付を実施し、計427万枚が販売されました。JR東日本によると、今年3月末現在で約250万枚が未利用とのことです。

そもそも、長期間利用していないSuicaの取り扱いについては、機器等での最後の利用から10年間一度も利用されないと、チャージ残額が十分にあっても使用ができなくなります。そのため新たなSuicaへ交換もしくは払い戻しの手続きが必要となり、いずれの場合でもたとえ記念Suicaだったとしても回収されることとなります。

Suicaカード イメージ

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「東京駅開業100周年記念Suica」の失効については、複数回にわたって発売及び発送され、個別に発行時期が特定できないため、一度も利用していない同Suicaの失効日は、一律で2026年3月31日とするとしています。

2001年11月にサービスを開始した「Suica」。これまで、さまざまな記念「Suica」が発売され、収集を目的に購入してきたファンも多いことでしょう。また、現在は「モバイルSuica」を使用するという人も、今一度、自宅に眠る「Suica」を確認してみてはいかがでしょうか?

記念Suica イメージ (レイルラボ編集部の私物)

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