歩道で下半身露出…確保されたのは53歳の巡査部長、神奈川県警が懲戒処分

神奈川県警(資料写真)

 神奈川県警は17日、歩道などで下半身を露出したとして、厚木署交通課の男性巡査部長(53)を減給100分の10(3カ月)、業務で私物のデジタルカメラを使用したなどとして、中原署警務課の男性警部補(57)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。男性巡査部長は同日付で依願退職した。

 県警監察官室によると、男性巡査部長は2022年5月11日から今年3月7日までの間、勤務を終えて帰宅途中の厚木市内と小田原市内を走行中の電車内、休暇中に利用した静岡県内のホテルで下半身を露出した、としている。

 同日、厚木市内の歩道で男が下半身を露出していると目撃者から110番通報があり、駆けつけた厚木署員が現場付近で男性巡査部長を取り押さえた。調べに対し、男性巡査部長は「自分の欲求を抑えられなかった」と供述し、他2件についても話したという。3件はいずれも飲酒後だった。

 懲戒処分に先立ち、県警生活保安課は男性巡査部長を公然わいせつの疑いで書類送検した。

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