いざ秋田県境へ 冬季通行止め解除 国道397号・平七沢ゲート

国道397号の冬季通行止めが解除され、平七沢ゲートから秋田県側に向かう車両(画像の一部を加工しています)

 国道397号の奥州市胆沢若柳と秋田県を結ぶ区間の冬季通行止めは、17日正午に解除された。約半年ぶりに一般車両が通行できるようになり、待ちわびた市民らが秋田県側に車を走らせた。

 解除されたのは、平七沢ゲートから秋田県境までの延長16・3キロ。2023年11月7日から冬季通行止めが続いていた。道路管理者の県南広域振興局土木部は3月末から4月中旬にかけて除雪作業を行い、道路標識や防護柵の設置作業と道路の安全点検などを経て、昨年より2日早い解除となった。

 平七沢ゲートには開門時に車9台が列をつくった。一番乗りの同市胆沢の男性(71)は「秋田県境付近までドライブを楽しみたい。雨が降っているので気を付けて運転したい」と話していた。

© 岩手日日新聞社