日英伊などラファ攻撃回避を要請 13カ国外相

 【ローマ共同】日本や英国、イタリアなど13カ国の外相は、イスラエルのカッツ外相に宛てた書簡で、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの大規模攻撃を回避するように求めた。犠牲者の増加を防ぐために「持続的な停戦」の必要性も訴えた。イタリア政府関係者が17日、書簡の内容を明らかにした。

 13カ国は米国を除く先進7カ国(G7)各国や、韓国やオーストラリアなど。書簡ではイスラエル政府に国際法を順守するよう促し、ガザへの本格的な軍事作戦は「民間人への壊滅的な被害をもたらす」として反対を表明した。

 すべての検問所から人道支援物資を届けるように要請、民間人や支援従事者ら保護の具体的な措置を求めた。

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