というか、哺乳瓶より小さい? こんなに大きくなりました!
哺乳瓶と同じほどのサイズだった猫ちゃんの成長姿が、Xで注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@meltube_cat」さん。
当ポストには2024年5月13日時点で850件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその実施費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
でかでかと育ってくれた「マオ」くんが話題に
「ひょろひょろみにみにだったのにムキムキでかでかと育ったので実は我が家ではまおまおではなくマッチョと呼んでいる」
そんなコメントとともに投稿されたのは3枚の写真でした。
Xでたくさんの注目を浴びているのは、猫の男の子「マオ」くんです。
2021年の夏頃、生まれて間もないマオくんは人通りの少ない物陰で遺棄されていたそうです。@meltube_catさんに保護され、家族の一員となったマオくん。哺乳瓶と並んだ様子からは、小さなマオくんのサイズ感が伝わってきますね。
そんなマオくんは家族にたくさんの愛を受けながら、すくすくと成長し2歳を迎えました。
飼い主さんには「マッチョ」と呼ばれることもあるほど、大きく育ったというマオくん。成長後の写真を見てみると……?
たくましく、貫禄たっぷりな姿に「あのマオくんはいずこ!?」の声
成長後の姿をおさめた写真には、チェアでのびのびとくつろぐマオくんの姿が。黄金色に輝く丸い瞳がとっても美しいです。さらに視線を惹くのは、真っ白なモフモフの被毛。エレガントで落ち着いた佇まいからは、どこか貫禄さえ感じられます。すくすくと大きく育ったことがうかがえる姿に、思わず心が温まりますね。
ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。
猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている
【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無
集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む
- 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
- わからない:7.5%
- 手術を受けていない:13.7%
【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無
集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041
- 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
- わからない:4.8%
- 手術を受けていない:39.9%
調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。
不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差
続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。
日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。
- <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
- <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)
個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。
不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう
犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。
また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。
命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。
やんちゃで「甘えん坊」な性格の持ち主だといいます
さて、投稿のご紹介に戻ります。
マオくんのビフォーアフター写真は大勢の心を掴んだようで、ポストは大反響となりました。
コメント欄には「あんなにちっちゃなマオくんが……幸せだということですね!」「すっかりご立派になられて……」「あのマオくんはいずこ!?」「それだけ健康に育ってくれたわけですね」など、心温まった人からの声が続出しています。
ひょろひょろみにみにだったのに
ムキムキでかでかと育ったので
実は我が家ではまおまおではなく
マッチョと呼んでいる pic.twitter.com/0tX3ZGbvH9— めるちょとまおまお🐈 (@meltube_cat) May 11, 2024
投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
生後2週間頃に出会いました。
時折雨が降る日に人通りの少ない場所に捨てられていました。第一発見者の方はお迎えすることが難しかったので、我が家に迎え入れました。
――普段はどのような子ですか?
マオはとにかくやんちゃで、標的を見つけては大はしゃぎしています。
普段はとても甘えん坊です。移動するとついて回ったり、側で寝ていたりします。賢い一面もあり、お手やハイタッチなどを披露してくれます。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
気が抜けているときに、口を半開きにして舌を出しています。
――自慢のポイントは何ですか?
とにかく可愛いです。何気ない姿、全てが愛おしいです。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @meltube_cat
- めるにゃんちゅーぶ《mel nyan tube》「生まれて間もない小さな子猫を家族にお迎えしました…」
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
- 公益社団法人 日本獣医師会「小動物診療料金」