春の関東高校野球開幕 樹徳と前橋商が初戦に臨む

春の関東高校野球が18日に群馬県内で開幕し、群馬3位の樹徳と2位の前橋商業が初戦に臨みました。

県大会は攻撃力が光り、10年ぶりに関東切符をつかんだ樹徳、初戦の相手は、茨城2位の鹿島学園です。

先に試合を動かしたのは樹徳でした。2回裏、相手のエラーで出塁したランナーを2塁におき、7番尾崎がセンターオーバーのタイムリー2ベース。先制点を奪います。

しかし、直後の3回表、樹徳は満塁のピンチを迎え、鹿島学園の5番・諸徳寺に二遊間を破るタイムリーを打たれ2者が生還、1対2と逆転をされます。

中盤以降は両チーム得点が生まれずスコアボードにゼロが並びます。1点を追いかける樹徳は8回裏、代打の渡辺、1番阿久津の連続ヒットでノーアウト1塁2塁、長打が出れば一打逆転というビッグチャンスを作ります。しかし、後続が倒れ無得点に終わります。

あと1本が出なかった樹徳は、鹿島学園に1対2で敗れ、初戦で姿を消しました。

また、前橋商業は、栃木1位の白鷗大足利に2対9で敗れ、こちらも初戦敗退です。

なお、群馬1位の健大高崎は19日に初戦を迎え、栃木2位の宇都宮商業と対戦します。

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