石垣島の遺跡に「国内初確認の旧石器時代の墓域」と発表 X年前 何があった? 沖縄の歴史5月19日版

 今からX年前の5月19日、沖縄ではこんな出来事がありました。過去のニュースを振り返ります。

▶ 沖縄県立埋蔵文化財センターは石垣島白保竿根田原洞穴遺跡から出土した旧石器時代の人骨群が、人為的に葬送されていたとして、「国内初確認の、旧石器時代の墓域(墓地)だった」と発表した。そのうち1体(4号人骨)は全身人骨では国内最古の約2万7千年前のもので、港川人骨(約2万2千年前)の記録を塗り替えた(2017年)

▶沖縄の復帰30年記念式典が宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われた。県、政府共催は初めて(02年)

▶米軍用地13施設、地主約3千人を対象にした強制使用手続きで、県収用委員会は、嘉手納飛行場など4施設内にある地籍不明地13筆を却下(1998年)

▶地主補償などを盛り込んだ軍転特措法が可決成立。6月20日に施行(95年)

▶太平洋戦争で所在が分からなくなっていた永福寺の鐘が米国から戻る(89年)

 

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