東京 旧芝離宮恩賜庭園 一般開園100年、ARアプリ「旧芝離宮Discovery」公開! 浜松町 竹芝 芝浦エリアでパネル展示も開催

1678年、江戸時代。老中 大久保忠朝が、将軍 徳川家綱より拝領した土地に屋敷と「楽寿園」という名の庭をつくった庭園がルーツの「東京最古の大名庭園」といわれる名所が、旧芝離宮恩賜庭園。

300年以上の時を経て、江戸時代から続く大名庭園の面影が、竹芝・芝浦・浜松町・芝大門の高層ビル・高層マンション群と景色を調和させながら、その美しいコントラストでいまも来園者を魅了する、都心の“時空オアシス”だ。

都内各所でその歴史を伝えるパネル展示を開催

そんな旧芝離宮恩賜庭園は、ことし4月20日に一般開園開始から100年を迎え、都内各所でその歴史を伝えるパネル展示を開催。各開催地と開催スケジュールは下記のとおり。

◆6月22日~7月31日/港区立郷土歴史館4階ギャラリー

◆8月5日~9月16日/東京タワー フットタウン2階

◆10月上旬~11月下旬/東京ポートシティ竹芝3階 まちづくりプラザ

◆12月上旬~令和7年1月下旬/港区観光インフォメーションセンター 札の辻スクエア1階

◆2025年2月上旬~3月下旬/Hi-NODE 船客待合所 Hi-NODE TOKYO HiNODE PiER1階

ARアプリ「旧芝離宮Discovery」でチェック

また、マートフォンで西洋館や潮の満ち引きなど、往時の旧芝離宮のようすを AR で楽しめる「旧芝離宮Discovery」も公開中。

このアプリでは、明治・大正時代の迎賓館、いまはなき西洋館が、現代の光景の中に実物大のARで出現。

周囲を海に囲まれていた江戸時代に、園内で最も高い築山である「大山」の上から見えていたであろう“海の見える光景”を高精細復元CGにて再現し、当時の景色を体験できる。

また、かつては海とつながり海水を引き入れた“潮入りの池”だった「大泉水」の“潮の満ち引き”イメージも AR で眺められる。

さらに、明治・大正時代に芝離宮で撮影した大隈重信・板垣退助など、明治の偉人や外国公使等外賓の集合写真も AR でチェックできるから、気になる人は Google Play / App Store で「旧芝離宮Discovery」で検索!

© 株式会社エキスプレス