春の関東高校野球 大会連覇を狙う健大が初戦

春の関東高校野球は、大会2日目。群馬1位の健大高崎が初戦に臨みました。

大会連覇を目指す健大高崎の初戦の相手は、栃木2位の宇都宮商業。栃木県大会では、作新学院や文星芸大附属など強豪校を倒し32年ぶりの関東大会出場を決めました。

健大は1回裏、押し出しなどで2点を先制しなおも満塁と追加点のチャンス。ここで、7番森山がショートへ強烈なタイムリー内野安打。この回打者一巡の猛攻で一挙6点を奪います。

続く2回裏、この回先頭の2番田中の初球でした。完全にとらえた打球はライトへのソロホームラン。7対0と点差を広げます。

健大の先発・下重は3回まで8連続三振を奪うなど宇都宮商業の打線をシャットアウト。試合の流れを作ります。

主導権を握った健大は4回裏、2アウトランナー2塁のチャンスに、5番横道が左中間をやぶるタイムリー2ベース。これで8対0。

続く6番加藤も左中間を破るタイムリー3ベース。2塁ランナーの代走白石に続き、打った加藤も守備が乱れる間にホームに帰り10対0。

連覇を狙う健大が6本のヒットなどで10得点、5回コールドで準々決勝進出です。次戦は、明後日21日、茨城1位の常総学院と対戦します。

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