【女性の更年期】最も多い症状は「疲れやすい」…3人に1人が30%以上の「パフォーマンスダウン」を経験

更年期症状で3人に1人が30%以上の「パフォーマンスダウン」を経験 ※画像はイメージです(ponta1414/stock.adobe.com)

シックスセンスラボ株式会社(福岡市中央区)は、事前調査で「更年期と思われる症状、不調やカラダやこころの変化を経験したことがある」と答えた全国の40歳以上の女性407人を対象とした「更年期」に関する調査を実施しました。同調査によると、最も多かった症状は「疲れやすい」となりました。また、3人に1人が仕事や生活活動において、30%以上の「パフォーマンスダウン」を経験していることが分かったそうです。

調査は、2024年4月にインターネットで実施されました。

あなたの体験した(または体験している)更年期症状をすべて教えてください(シックスセンスラボ株式会社・PURAVIDA編集部調べ)

事前調査において、40代以上の女性の6割が更年期症状を経験、または経験中だということが判明。

そこで、「更年期と思われる症状、不調やカラダやこころの変化を経験したことがある」と答えた女性に「体験した(または体験している)更年期症状」について複数回答で答えてもらったところ、「疲れやすい」(47.7%)、「発汗」(44.9%)、「ほてり」「肩こり」(いずれも41.2%)といった回答が上位に挙げられました。

あなたの体験した(または体験している)更年期症状は、あなたのパフォーマンス(仕事や生活活動等の能力)にどれくらいマイナスになった(なっている)と感じましたか?(シックスセンスラボ株式会社・PURAVIDA編集部調べ)

続けて、自身が体験した(または体験している)更年期症状は、「仕事や生活活動のパフォーマンスにどれくらいマイナスになった(なっている)と感じましたか」と尋ねたところ、「30%程度」(15.6%)、「40~50%程度」(11.1%)、「50%超」(10.1%)など、約3人に1人が30%以上のパフォーマンスダウンを経験していることが分かりました。

なお、更年期障害の対策や乗り切り方などについて、以下のような体験談が寄せられました。

▽おかしいと感じた時は、30代でも婦人科を訪れた方がいい。
▽早めに婦人科に行ってホルモンの数値を調べてもらい、対処するとよい。
▽効果があると言うもので、自分に合うと思うものは試してみるのもいいと思います。
▽サプリメントや命の母も有効、毎日豆乳を飲んだ。今も続けている。
▽不安にならず自分が今どういう状態かを周りに伝えて理解してもらうと気が楽になる。
▽薬を飲むのをやめて、首周りを冷やすように努めたらホットフラッシュは幾分か楽になりました。
▽婦人科に行って相談したことによって、一番酷い時よりすごく楽になったので、まずは病院に行って相談するのがいいと思います。
▽更年期かもと感じたら、ひとりで悩まないで早めに周りの先輩(経験者)に相談したり、サプリメントや市販薬を試したり、通院する事をおすすめします。
▽パートナーの理解がないと日常生活おくれないので、よく話し合い、辛いこと素直にいうことが大切です。
▽だれでも起こる事なので気にしない。仕事が休める環境ならば休む。午前中に外に出て散歩して太陽の光を浴びる事。
▽更年期の年齢になると、不調が全て更年期でまとめられ、原因もさほど追求されず、もしかしたら重大な病気の可能性もある為、自分も医者もきちんと向き合って不調を治す・緩和するようにすべきだと思う。
▽体調がよくないときは、体の声を聴いて無理しないようにしています。頑張るのは一見良いことみたいですが、結果病気になり、後悔しているし、女性のからだはデリケートだと体験しました。
▽指に違和感を感じる、しびれ、腫れたりしました。抜け毛が多くなったりと、今までになかった不調や症状がでてきたので、エクオールを服用し、効果を少しずつ実感していて乗り切っています。

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【出典】
▽シックスセンスラボ株式会社・PURAVIDA編集部調べ/更年期障害(症状)、私はこうやって乗り切った!調査アンケートからみえた更年期の傾向と対策
https://sixthsenselab.jp/puravida/articles/research_experience_menopuase/

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