【秩父鉄道】SLパレオエクスプレスの「門鉄デフ(CH-2タイプ)」をお披露目!「わくわく鉄道フェスタ2024」、多くのファンで賑わう<Photo report>

秩父鉄道は、2024年5月18日に広瀬川原車両基地において「わくわく鉄道フェスタ2024」を開催した。

2024年で19回目を迎えたイベントは、SLパレオエクスプレスとして運行するC58363号機が2月19日に製造80周年・傘寿を迎えたことを記念し、除煙板(デフレクター)を「門鉄デフ(CH-2タイプ)」へ変更、お披露目を行った。

除煙板(デフレクター)を「門鉄デフ(CH-2タイプ)」に変更するのは2013年に装備して以来のことで、5月19日から6月30日までの間は「門鉄デフ(CH-2タイプ)」を装備して運行する。

イベントでは、秩父鉄道で活躍するSL C58形363号機「SLパレオエクスプレス」に特別ヘッドマーク「わくわく鉄道フェスタ2024」とSLに運行開始当時に掲出していたヘッドマークの2種類を掲出して展示。

そのほか、電気機関車(201号機)(103号機)(102号機)、保線・電気設備などの設備展示、電気機関車打音検査体験や、6000系台車ブレーキ体験、ディーゼル機関車運転席乗車体験、ATカート乗車体験などの鉄道体験イベント、ステージイベントを実施。埼玉ご当地ヒーローズも駆け付けていた。

19回目を迎えた「わくわく鉄道フェスタ」は、5月中旬のなかで異例の暑さのなか開催されたが、家族連れや鉄道ファンなどで賑わった。

■除煙板(デフレクター)「門鉄デフ(CH-2タイプ)」とは

九州の志布志地区に配属のC58112号機が装備していた変形タイプのもので、標準デフを利用して改造され、デフの上部前端が斜めに欠けた形状で前部がとがって見えるのが特徴

【イベント取材協力:秩父鉄道】

© MEDIA TRAFFIC