ミニストップ、生鮮食品を揃えた食品スーパー型新ストア

by 編集部

ミニストップは、ファストフードと食品スーパー型品揃えの「ニューコンボストア」として、ミニストップ神田錦町1丁目店を5月20日にオープンした。

同社では、創業以来「ファストフード」と「コンビニエンス」を融合した「コンボストア」として展開してきたが、生活者ニーズの多様化などに対応するため、2023年度から「Newコンボストアモデル」の検討を開始。そのフラッグシップ店として、「ミニストップ神田錦町1丁目店」(東京都千代田区神田錦町1-1)を全面改装し、ファストフードとコンビニエントの両方を進化した新店舗を構築した。

「ファストフード」は、できたての商品を専門店品質でスピーディーに提供。ホットドックやトルティーヤ、サンドイッチ、ソフトクリームなどを揃える。おいしさだけでなく、健康にもこだわり、ミニストップの専門店事業「MINI SOF(ミニソフ)」や職域事業の「cisca(シスカ)」の人気商品も展開。「おいしさ」「できたて」にこだわった商品を体験できるとする。

「コンビニエント」の面では、長時間営業、近い、便利などに加え、生鮮食品やくらしの品揃えを拡大。生鮮食品は、季節感・鮮度感溢れる農産品を品揃えし、より生活密着型、普段使いの店舗を目指すとする。

また、イオングループのPBであるトップバリュの品揃えを1,000アイテム以上に拡充し、お手頃な価格で提供する。冷凍食品は野菜、おかず、弁当・米飯類、パスタ・ピザ類、麺類、氷と、これまでのミニストップの約3倍の商品数となる。加えて、セルフレジやモバイルオーダーの導入。買い回りしやすいレイアウトなどで、短時間での買い物を可能とする。

さらに、オンライン連動(OMO)を強化。ミニストップアプリから、オンラインで注文した商品の店頭受け取りや宅配ロッカー留置き、デリバリーやモバイルオーダーの注文に対応する。

アプリでは、ロイヤリティプログラム「プレミアム会員」を試験展開。一定条件を満たすと、毎日コーヒー1杯が無料になるなどの特典を提供する。また、イオングループ内外の企業との相互送客を実現していく。

また、マルチコピー機・Loppiサービスのほか、宅配便の受け取り・発送に対応する宅配ロッカー「PUDO」やイオン銀行の新型ATMを設置する。

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