トイレで出産、乳児の遺体をビニール袋に 「役所が何とかしてくれると…」母親逮捕 神戸・垂水警察署

兵庫県警・垂水警察署(神戸市垂水区)

生後間もない乳児の遺体を自宅に遺棄したとして、兵庫県警・垂水署は20日までに、死体遺棄容疑で神戸市垂水区の無職の女(31)を逮捕・送検した。

女は5月16日~17日午後2時40分ごろまでの間、自身が出産した乳児の遺体を自宅に遺棄した疑いが持たれている。

17日午後、女が垂水署に連絡し、「16日、自宅のトイレで(乳児を)出産した。ビニール袋で赤ちゃんを包んでいる」などと話したことから、署員が現場に駆け付けたが、乳児は息をしておらず、搬送先の病院で死亡が確認された。

司法解剖の結果、乳児は死産の可能性が高いという。

女は調べに対し、「(乳児が)亡くなっても、産婦人科に行かずに市役所に言えば何とかしてくれると思った」という趣旨の話をしているという。

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