相次ぐ通学路での事故 登下校時の安全確認呼び掛け

登下校中の交通事故から子どもたちを守ろうと、道警などはきょう札幌で、通学途中の小・中学生に交通安全を呼び掛けました。

呼び掛けが行われた札幌市東区の通りは、朝の通学時間帯の交通量が多い場所です。きょうは地域の人も協力し、安全確認の徹底や交通ルールの順守を訴えました。

道内では先週、札幌・豊平区で登校中の小学4年生が車にはねられ死亡する事故が発生。同じ日には、十勝の音更町で下校中の中学生が車にひかれ、足の骨を折るけがを負いました。きょうも札幌・東区の交差点で、通学中の中学生が乗用車にはねられ、顔などにけがを負う事故が起きています。

 札幌東警察署・吉田真之交通第一課長は、「子どもたちにお願いしたいのは、信号が青に変わったからといって絶対に安全ではないという意識を持ってほしいということ。またドライバーは思いやりや譲り合いの心を持った運転を心がけてほしい」と呼びかけました。

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