圏央道・東関道館山線の早期4車線化など国に要望へ 建設促進期成同盟会/千葉県

道路ネットワーク構築を 期成同盟会が総会 千葉県

 千葉県内の幹線道路の建設促進を目指す2つの期成同盟会の総会が5月20日に千葉市内で行われ、早期の4車線化などそれぞれ国への要望をまとめました。

 圏央道の建設促進を目指す期成同盟会の総会には会の役員である熊谷知事をはじめ、沿線の市長らが出席しました。

 圏央道は東京湾アクアラインと一体となり首都圏の各都市と成田空港などを環状に結ぶ高規格道路です。

 会では成田空港の機能強化で見込まれる交通量の増加に対応するため、まだ4車線化に取りかかっていない区間について「優先的に整備する区間」として早期の事業化を図ることなど、2024年度の国への要望を決めました。

 要望では他にも空港や周辺地域と圏央道を結ぶ新たなインターチェンジに、地方公共団体が主体となって整備する制度が適用されるよう、必要な措置を講じることも求めています。

 一方、東関東自動車道館山線の期成同盟会の総会でも国への要望について話し合いました。

 要望については2023年度に引き続き、東関道館山線の一部・富津館山道路の早期の4車線化を図るよう求めていくと確認されました。

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