JR東海 “新たな井戸”を設置する工事開始 リニア工事で井戸の水位が低下した問題 岐阜・瑞浪市

テレビ愛知

リニア中央新幹線の工事が進められている岐阜県瑞浪市で、井戸やため池の水位が低下した問題を受け、JR東海は新たな井戸を設置する工事を始めました。

岐阜県瑞浪市のトンネル掘削工事では、現在、毎秒20リットルの地下水が流れ出ていて、周辺にある井戸やため池では、水位の低下が確認されています。この問題を受け、JR東海の丹羽俊介社長は「工事が原因の可能性が高い」と述べ、対策を進めると説明していました。

そして20日、水位の低下が確認された井戸の代わりの水源として新たな井戸を設置する工事を始めました。JR東海はこのほかにも、地盤に薬液を注入して流水を止める対策も実施するとしています。

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