広島中央署と県警捜査1課は20日、広島市西区、自称自営業の男（55）を強盗致傷の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は3月30日午前1時40分ごろ、中区宝町の市道で歩いて帰宅中の会社員女性（28）に運転していた軽乗用車を接触させ、女性が持っていたトートバッグをつかんで発進。現金1万5千円とクレジットカードなどが入ったバッグ（計3万7100円相当）を奪い、女性を30～40メートル引きずって左脚などにけがも負わせた疑い。
同署によると、防犯カメラの映像などから容疑が浮上。男は女性の背後から近づいて車を接触させた後、運転席から手を伸ばしてバッグを奪って逃げていたという。車はレンタカーだった。「身に覚えがない」と容疑を否認している。
