「影響力を与えた」「圧倒する基盤を与えた」クロップ監督ラストマッチでフル出場、遠藤航を現地紙も評価の一方で補強にも言及「エリートの6番に注目すべき」

最終節で高く評価された遠藤航[写真:Getty Images]

リバプールの日本代表MF遠藤航が高い評価を受けている。
【動画】遠藤航、クロップ監督ラストマッチのプレー集

19日、プレミアリーグ最終節が行われ、リバプールはホームにウォルバーハンプトンを迎えた。

リーグ優勝の可能性がなくなった中、ユルゲン・クロップ監督のラストマッチとなった一戦。遠藤はこの試合でもアンカーで起用され、フル出場を果たした。

攻守に渡って安定したプレーを見せ、しっかりとセカンドボールも回収。40分には、ボックス手前からのグラウンダーのミドルシュートを放つも、GKジョゼ・サにセーブされてしまった。

遠藤にはイギリス『リバプール・エコー』は7点(10点満点)の評価。中盤で影響力があったとした。

「ジョゼ・サに好ストップを強い、ハーフタイムにかけては多くのルーズボールを拾い始め、影響力を増していった。カードをもらった」

また、リバプール専門メディアの『This is Anfield』も7点(10点満点)をつけたが、より良いアンカーを補強すべきと厳しい言葉を向けている。

「遠藤の影響力はシーズンが進むにつれて薄れてきたが、日本人は日曜日に大きく改善した」

「日本人は中盤でハーヴェイ・エリオットやアレクシス・マク・アリスターとうまく連携したが、遠目からシュートを打つこともあった」

「彼は良い契約をしてきたが、この夏はエリートの6番に注目する必要があるだろう」

イギリス『90min』も7点(10点満点)をつけ、「中盤での彼のフィジカルはリバプールにウルブスを圧倒する基盤を与えた。ボールを離すこともほとんどなかった」と、中盤での存在感を評価した。

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