阪急、座席指定サービス「プライベース」を7月21日に提供開始 試乗会の開催も

「PRiVACE」提供車両

阪急電鉄は21日、座席指定サービス「PRiVACE」(プライベース)の提供を、7月21日に開始すると発表した。

「PRiVACE」は、同社では初めて提供する座席指定サービス。京都線の特急系車両である、新型車両の2300系、既存の9300系の一部で提供する。

対象列車は、京都線の「特急」「通勤特急」「準特急」の一部。サービス提供開始時点では1時間あたり2~3本程度の設定で、大阪梅田駅の発時刻では6時台から21時台までが対象となる。同社は、サービス提供対象編成を順次増備し、2025年ごろには1時間あたり4~6本に提供列車を拡大するとしている。

「PRiVACE」の利用には、座席指定券の購入が必要となる。価格は500円。ウェブサイトにて、乗車日の14日前から発車時刻の1分前まで購入できるほか、空席がある場合は車内でも発売する。

阪急では、「PRiVACE」の提供開始を前に、6月16日~23日に大阪梅田駅、6月28日~30日および7月5日~7日に京都河原町ガーデンで、座席体験会を開催。また、事前応募が必要なイベントとして、7月13日、14日に試乗会を開催する。

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