大地さん市民の支援に感謝 秦野市舞台の映画「じんじん」続編

 ◆来年3月劇場公開、たばこ祭でPR  秦野市を主要舞台に撮影され、来年3月の劇場公開を予定する映画「じんじん」続編をPRしようと、主演の大地康雄さんと山田大樹監督が25日、秦野たばこ祭で市民の支援への感謝を述べた。

 大地さんは役柄の大道芸人「銀三郎」に扮(ふん)して、同市文京町の市立本町小学校の特設ステージに登場。「ワンカットが終わるたびに、集まった市民全員が拍手してくれた。こんな撮影は初めて。昔からお客さんの拍手が芸人を育てるというが、それを実感した」と撮影を振り返り、感謝した。共演の女優菅野莉央さんらとがまの油売りの口上をテーマにした寸劇を披露した。

 市内在住の山田監督は古谷義幸市長とトークショーに登場。「市民エキストラの皆さんは登場人物になりきってくれた。自然に秦野市民の役を忠実に再現し、映画は本物になるのではないか」と述べた。

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