「市場」新装 品ぞろえ充実 川崎モアーズ

 川崎駅東口の専門店ビル「川崎モアーズ」(川崎市川崎区駅前本町)は地下2階の食品フロア「かわさき市場」の全面リニューアルを行い、28日、オープンした。入場制限するなどにぎわった。

 約300平方メートルに生鮮食料品や総菜などの12店で構成。うち7店が新規で、湘南で人気のパン店「ビギー」(茅ケ崎市)や総菜店「桃の花」(大和市)など川崎市内初出店が4店。内装は木目調で、家族層をターゲットに、ベビーカーが通りやすいよう通路幅を2・5メートルと広く取り、カートも導入した。

 10月2日まで記念セールを行い、木製しゃもじ贈呈(各日先着200人)や、鮮魚店「山助」でマグロの解体ショー(2日午後3時から)も行う。

 飛田健一店長は「食品フロアの全面改装は、36年前の開店以来初めて。高級感があり、それでいて手頃な価格の商品が集まった」と話す。来店した50代の主婦は「広くてきれいになった。品ぞろえもいい」とレジ前の長蛇の列に並んでいた。

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