丹精込めた300鉢、菊花大会開幕 川崎・稲毛公園

 第64回川崎菊花大会が24日、神奈川県川崎市川崎区宮本町の稲毛公園で始まった。11月14日までで入場無料。

 関東川崎菊花会と市観光協会の主催。同大会は戦後すぐに市内企業の社内同好会で活動していた人たちが始め、由緒ある菊花展として知られる。

 会場には会員が丹精を込めて育てた3本立の盆養やだるま作りなど約300鉢を展示。苗の販売も行う。同会相談役の鍵山昌司さん(84)=横浜市鶴見区=は「水やり10年と言うほど、菊づくりは水やりが大事。日当たりや風通しなど育てる環境に合わせて水をやり、きれいに咲いた時はうれしいですね」と話していた。

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