川崎市民は紅茶好き? 16年版統計データ集

 川崎市は、市に関する主な統計データを分野・体系別に整理し、グラフを使ってまとめた冊子「2016年版川崎市統計データブック」を発行した。市民の紅茶やキウイフルーツなどの購入量が他都市より多いことなど身近な統計も掲載している=写真。

 巻頭特集は、今年2月に公表された15年国勢調査(人口速報)から市の人口に関する最新統計を掲載。人口は昨年10月1日現在で5年前の前回調査時より4万9788人増の147万5300人となったこと、世帯数が今年5月に70万世帯を突破したことなどを紹介している。

 このほか人口や事業所、工業、商業、都市生活基盤など47項目の統計データを掲載。市民の消費傾向では総務省の家計調査を基に県庁所在地・政令指定都市・東京都区部の中で比較した。年間購入量が各都市の中で1位となったものとして書籍、ノート・紙製品、傘、キウイフルーツ、紅茶を紹介している。

 2色刷りでA5判、76ページ。220円。1500部発行。市内全小中学校へ配布するほか、市役所本庁舎のかわさき情報プラザなどで販売している。問い合わせは、同市統計情報課電話044(200)2069。

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