自治体が担う情報政策学ぶ 研修会に職員50人

 自治体が担うべき情報政策について学ぼうと座間市は25日、市役所で職員を対象にした研修会を開催した。市民部や環境経済部、消防本部などの職員約50人が参加した。

 市長室市政戦略課の武藤清哉主事が広報紙や市のホームページなどのインターネット、マスコミへのプレスリリースなど情報発信について紹介。「ツイッターは長文だと読みにくくなるので80文字が目安」「全国初の事例や座間独自の取り組みは発信しやすい」など、具体的なアドバイスを送った。

 共同通信社の満野龍太郎さんは「情報・ニュースの扱い方」について講演。人口減少社会に突入し、「自治体の競争が始まっている」と、行政自ら発信していく重要性を呼び掛けた。その上で「地元には必ず宝がある。それをどう生かすかだ」と強調。市の花であるヒマワリや「歴史街道」を例に挙げた。

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