プロレス観戦券 藤沢市に90枚を寄贈

 高齢者や障害者にプロレスを楽しんでもらおうと、藤沢市秩父宮記念体育館で11月19日に開催される新日本プロレスの観戦チケット90枚が26日、同市に贈られた。藤沢遊技場組合の飯田高正事務長とメディケアーの後藤康太社長らが、市役所で鈴木恒夫市長に手渡した。

 試合は愛の輪福祉基金チャリティーと銘打ち、8年ぶりに復活した昨年に続き2回目。同プロレスプロモーター「創」の小島康江取締役と、相模原出身で同プロレス所属の真壁刀義さんが基金に30万円を寄付した。

 真壁さんは「僕らのファイトは業界ナンバーワン。どんな方にも力を与えられると思う」とあいさつ。鈴木市長は「市民に元気をいただければ」と述べ、感謝状を贈った。チケットは市老人クラブ連合会や市内の障害者福祉施設を通じて届けられる。

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