「灯台」がテーマ 城ケ島では映画を11月1日に上映会

 「灯台記念日」の11月1日、灯台をテーマにしたショートフィルムの上映イベントが城ケ島区民センター(三浦市三崎町城ケ島)で開かれる。作品は日本ロマンチスト協会などが実施する「恋する灯台プロジェクト」の一環で制作され、島内の安房崎灯台も作品の舞台として登場する。

 同プロジェクトは城ケ島灯台や安房崎灯台など全国の計21基を「恋する灯台」に認定。魅力をPRするため、3人の女性監督が安房崎灯台、勝浦灯台(千葉県勝浦市)と爪木崎灯台(静岡県下田市)をロケ地として、恋物語をそれぞれ制作した。

 安房崎灯台を描いたのは上映時間13分の「逆流竹取物語」。月へ帰るも、失恋して地球に戻ったかぐや姫に巻き起こる恋の空騒ぎを描いている。灯台はかぐや姫が生まれた竹が大きくなったものとして“出演”する。

 イベントは3作品を上映。午後7時から8時まで。入場無料。定員60人で先着順。神戸市や長崎市などでも開催される。申し込みは、公式ウェブサイト(http://romance-toudai.uminohi.jp/film/)。

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