野毛のハロウィーンははしご酒 28日から2日間

 ハロウィーンの夜に乾杯−。横浜屈指の飲食街・野毛地区(横浜市中区)と隣接する吉田町(同区)で今週末、飲んべえのためのイベントが開かれる。

 野毛地区一帯で28、29の両日に開かれるイベント「野毛ハロウィン2016−野毛大仮装−」は、思い思いに仮装して夜の飲食店を“はしご酒”する趣向。6回目の今年は過去最多の130店舗が参加する。

 期間中、各店舗では仮装した客に特別サービスを提供。女性の無料着替え場所やコスプレグッズ販売所を設ける。

 吉田町では29日、町内の飲食店約50店舗が参加する「ハロウィン2016 吉田まちじゅうビアガーデン」が開催される。午後3時から8時まで路上にいすとテーブルを並べ、3カ所のステージでは生演奏や手品などのパフォーマンスも披露される。

 同日午後6時からは、野毛と吉田町の合同パレードが繰り広げられる。参加者は吉田町に仮装をして集合し、都橋を渡って野毛地区を練り歩く。

 パレードを主催する野毛未来研究所の所長で、野毛のバー「パパジョン」店主の島村研一さん(39)は「野毛や吉田町の飲食店には、カウンターに並んだ客が初対面でも語り合える雰囲気がある。いろんな店で新たな出会いを楽しんで」と話す。詳しくは公式サイトなどで。

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