成年後見支援に専門部署設置へ 伊勢原市

 伊勢原市は24日、成年後見・権利擁護推進センターを11月1日に設置すると発表した。身寄りのない高齢者や障害者らが福祉サービスの契約や財産管理などを行う場合に支援する。

 設置は2012年の老人福祉法改正に伴い、県内市では10番目。成年後見制度の相談支援や弁護士・税理士による専門相談、市民向けの講習会の実施、市民後見人の育成などを行っていく。

 運営は市社会福祉協議会に委託し、同市伊勢原2丁目の市シティプラザにある社協内にセンターを設ける。センター長は非常勤の弁護士が務める。

 問い合わせは、同社協電話0463(94)9600。

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